2020/09/16
スマホが熱い!!
誰しもそんな経験あるんじゃないですか?特に夏場はケースを付けていないと持っていられないなんて事も。しかしケースを付けると手で持つことは出来るがスマホはさらに熱く……。かくいう私もその一人です。私の愛機はXperia Xzなのですが、夏場はとてもケース無しではいられませんでした。しかしそんな状態ではさらに加熱、クロックに制限がかかり、高負荷のアプリはカクついたりラグが酷い。PUBGなんて出来たものじゃありません。そこで私はスマホクーラーなるものに目を付けました。
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こんなやつです。
しかしケース一体型が欲しかったのですが私が探した限りなく、元々自作したかったこともあって自作することにしました。良かったら参考にでもしてください。
こちらが私のXperia Xz。この端末の専用ケースを作っていきます。
まずは使用ケースの選定。あまりお金を掛けたくなかったのでヨドバシで売っていた1番安いものにしました。
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こちらが今回購入した物と同じ商品です。実は加工前の写真を撮り忘れてしまいネットで探したところ楽天で同じものが売られていたので参考までに。ちなみに青色を購入しました。
次にヒートシンク。今回はこちらのヒートシンクにしました。(いい感じのサイズだったので)
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そしてスマホに負荷をかけると1番発熱する部分は端末本体の上側に有るので(XperiaXzの場合)ケースのそこに当たる部分に穴をあけ、ヒートシンクを取り付けます。(ここの穴を開けた直後の写真も撮り忘れました。申し訳ないm(_ _)m)
そしてヒートシンクを差し込みケースに固定するのと隙間を見えなくするためにグルーガンを使いました。このグルーガン、ダイソーで200円で買ったんですがなかなか便利です。
出典:fanblogs.jp
グルースティックは黒を使いました。
そして固定後の写真がこちら
斜めから見るとこんな感じ
横から
・・・すっごい飛び出してますね。放熱性能は高そうですが目立ちそう(小並感)しかし元から織り込み済みですので無問題。そもそもヒートシンクを見た瞬間すごい飛び出すのは分かってましたしね。今回は放熱性能重視で見栄えは二の次です。
そして外側は良いとして、次は内側です。そのままヒートシンクをスマホに当ててもいいですが、熱伝導率を上げるためにシート状熱伝導ゲルを挟みます。
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貼り付けた写真がこちら
ここで問題発生。このゲル、思ってた以上に柔い。何度も貼り付けの試行錯誤をしていると写真の通りボロボロに。サイズも予想より小さく仕方なくセロハンテープで固定。ここはいつか改良したいところです。(予算不足)
ちなみに私はこのゲルとヒートシンクの間にダイヤモンドグリスを塗りましたがこれは無くてもいいのではないでしょうか。
とまあ今回はこんな感じです。使用してみた感じですが、確かにヒートシンクが暖かくなっているのでちゃんと放熱してくれてるみたいです。
最後にベンチマークを測ってみました。使用アプリは有名なAnTuTu。まずはカバーを外し素の状態で計測。
結果がこちら
・・・何故かxzの平均より低いですが使用環境で変わってくるだろうということでそこは目を瞑りましょう。
次がヒートシンク付きカバーを付けた結果
僅かながらスコアアップしています。ヒートシンクはしっかり熱を逃してくれていたようですが結果は微妙ですね。まあ今回は少なからず効果はあるということがわかったので良しとします。
次回は更に魔改造したいと思いますのでまたの機会にお会いしましょう。
ちなみに今回の作成にあたって参考にさせて頂いた記事はこちらです。
冷やしXperiaはじめました ~少し現実的な冷却方法を探る編~